ブラックコーヒーで健康増進?嬉しい3つの効果と味わい方とは

深く焙煎した豆で入れたコーヒーに、たっぷりとミルクと砂糖を入れて飲む。というのも美味しいコーヒーの飲み方ですが、ブラックで飲むというのもまたコーヒー本来の味を楽しむ方法です。そのブラックコーヒーのメリットや飲み方などを紹介します。






1)そもそもブラックコーヒーとは?

本来はミルクを入れていないコーヒーのことで、砂糖を加えてあっても、ブラックコーヒーと言います。最近ではミルク、砂糖、両方とも入っていないのをブラックコーヒーというパターンが多いです。

2)ブラックコーヒーは日本の文化って本当?

上記の通りミルク砂糖共に入っていないのが、ブラックコーヒーと言われる事が多いのですが、海外の小説や映画のセリフを聞いてみると、「ブラックコーヒー、砂糖は二つ」というようなセリフが良く出てくるので、砂糖もミルクも加えないブラックコーヒーというのは「ジャパニーズコーヒー」といえるかもしれません。

お茶の文化と、繊細な味覚を持っている日本人ならではかも知れません。

ブラックコーヒー

3)ブラックコーヒーを飲むメリットとは?

一番のメリットはやはりカロリーの低さでしょうか。100g当たり4kcalなので、他の清涼飲料水の10分の1ほどです。(無糖なので当然ですが・・・)

また、ミルクや砂糖を入れないことで、コーヒー本来の味や香りが明確になります。

【1】豆本来の味や香りを楽しむ

コーヒーにミルクや砂糖を入れるということは、言い方を変えればコーヒーの味を変化させるということです。ミルクの脂肪分や特有の風味、砂糖の甘みはコーヒー本来の良さを打ち消してしまう場合もあります。

コーヒー本来の味と香りを楽しむには、ぜひ、ブラックで飲んでみてください。

【2】身体への効果

コーヒーの身体へもたらすおもな効果として、カフェインによる覚醒効果、香りによるリラックス効果、そして食後に飲むことによる、脂肪燃焼効果があります。この脂肪燃焼効果を最大限に活かすには、ミルクと砂糖無しのブラックコーヒーで飲むのが一番です。

4)ブラックコーヒーの身体への嬉しい効果3つ

【1】効果1:ダイエット効果

コーヒーに含まれるカフェインは、血行を促進させ身体の代謝を上げます。又そのカフェインには、脂肪を分解するリパーゼという消化酵素を活性化させるため、脂肪の分解を進めダイエット効果に繋がります。

せっかく脂肪の分解が進んでも、ブラックコーヒーでなければ効果は薄れてしまいます。

【2】効果2:血糖値抑制効果

コーヒーに含まれるクロロゲン酸は、インスリンを分泌する「膵β細胞」にクロロゲン酸が保護的に働き、腸管での糖の吸収を抑制させるため、血糖値が抑制されると考えられます。

しかし、コーヒーに砂糖が入っていると、急激に血糖値が上昇するために、この効果は期待できなくなります。

【3】効果3:アンチエイジング効果

老化に大きな影響を及ぼすと考えられるのが、「mTOR」と呼ばれる遺伝子です。コーヒーを一日3~4杯飲むことで、この「mTOR」の活性を抑えられることが実験の結果分かっています。これはカフェインレスのデカフェでも同じ効果があるので、カフェイン以外の成分が関係していると考えられます。

この効果を最大限にいかすため、不純物となりうるミルクと砂糖を入れるのを避け、ブラックコーヒーで飲みましょう。

コーヒーの淹れ方

5)ブラックコーヒーを美味しく淹れるためのポイント4つ

【1】ポイント1:新鮮な豆を使う

コーヒーはローストしたその瞬間から、酸化が始まります。できるだけ焙煎したてのコーヒー豆を使ってコーヒーを入れたほうが、美味しいブラックコーヒーが飲めます。

【2】ポイント2:水を選ぶ

水は、含まれているミネラル分の量から、「軟水」「硬水」に分けられます。ミネラル分の少ない「軟水」でコーヒーを淹れると、マイルドで酸味が立ち、コーヒーそのものの特徴が出やすくなります。また、「硬水」でコーヒーを淹れると苦味が強くなる傾向になります。

日本の水道水はほぼ軟水です。しかも世界的水準で見ても充分に高い水準にあるので、一度沸騰させるなどしてカルキ臭を除けば、水道水で淹れても充分に美味しいコーヒーが淹れることができます。

【3】ポイント3:温度管理を徹底する。

コーヒーは淹れる温度によって、風味や味が変化します。その豆にあった温度、自分の好みの温度を見出し、常に最適な温度で抽出するようにします。

また、コーヒーには一番美味しく飲める飲み頃の温度というものがあるので、コーヒーを淹れるときにサーバーやカップなどをあらかじめ充分予熱しておけば、その飲み頃の温度を長く保つことが出来ます。

【4】ポイント4:抽出方法を工夫する。

コーヒーの淹れ方には色々と方法があります。ご存知のペーパードリップ式、サイフォン、水出し、エスプレッソ等々です。

粉の挽きの肌理、焙煎の深さ、飲む人の好みなどによって、最適な抽出方法があると思います。色々と試してみるのも楽しいかもしれませんね。

6)コーヒーのお供に。ブラックコーヒーに相性がよいデザートを紹介します。

【1】さっぱりとした浅煎りコーヒーにあうデザート・お菓子3つ

(1)アップルパイ
浅煎りコーヒーには爽やかな酸味のアップルパイを

(2)スフレチーズケーキ

ほんのりとした酸味のスフレチーズケーキは浅煎りのコーヒーにピッタリです。

(3)レアチーズケーキ

酸味のあるレアチーズ系にもやはり浅煎りコーヒーがおにあいです。

【2】コクのある深煎りコーヒーにあうデザート・お菓子3つ

(1)チョコレート

まろやかな口どけとほんのりとした苦味のチョコレートには深煎りコーヒーを

(2)バタークッキー

濃厚なバターの風味とクッキーの甘さにも深煎りコーヒーが合うでしょう。

(3)アイスクリーム

アイスクリームにエスプレッソをかけるイタリアのデザート「affogato」も是非お試しください。

7)ブラックコーヒーを飲む際の注意点

【1】1日の飲む量は3~4杯まで

一般的に一日あたりのカフェインの限界摂取量は400mgと言われています。それを超えて長期間摂取し続けると、「依存症」になってしまう恐れがあるのです。

コーヒー一杯あたりのカフェイン量が80mgとすると限度は五杯までとなりますが、当然体重差、個人差もありますので、3~4杯が適当でしょう。

【2】空腹時は控える

コーヒーに含まれるクロロゲン酸は、胃液の分泌を促します。空っぽの胃袋は胃液に対しては耐性が弱くなっています。コーヒーをブラックで楽しむのであれば、空腹時の飲用は控えたほうがいいでしょう。

【3】カフェインの摂り過ぎに注意

カフェインは交感神経を刺激し、眠気を覚まします。その効果は六時間ほど続くので就寝前六時間はブラックコーヒーを飲まないようにするか、カフェインレスのデカフェにしましょう。

コーヒー

8)ブラックコーヒーに関するQ&Aコーナー

【1】ブラックコーヒーを飲むと胃もたれが?対策はある?

ブラックコーヒーは胃にもたれるから・・・という人は、少し薄めに入れると良いでしょう。また、空腹時の飲用は避けたほうがいいです。

【2】ブラックコーヒーの身体への効果はインスタントでも得られる?

インスタントコーヒーは、レギュラーコーヒーを乾燥させて粉末にしたものなので、香りが少し物足りない他は、成分的にはあまり変わりません。ですのでインスタントでも、レギュラーコーヒーと同じ程度の身体への効果は期待できます。

【3】ブラックコーヒーは日本の文化。他の国で面白いコーヒーの飲み方はある?

日本の文化といわれるブラックコーヒーは「お茶の文化」の影響があるかもしれませんね。他の国でも、その国の文化に根ざした面白い飲み方をするコーヒーがたくさんあります。

ベトナム 「エッグコーヒー」卵黄とコンデンスミルクをホイップさせ、熱いコーヒーの上に乗せます。

フィンランド「カフェオスト」コーヒーの中に角切りにしたブレッドチーズを入れ、飲んだ後それを食べます。

モロッコ「カフェ・デ・ゼピス」ゴマ、ブラックペッパー、ナツメグなどのスパイスをコーヒーと一緒に挽き、淹れたコーヒー。

トルコ「トルコ・コーヒー」ユネスコの無形文化財に認定。水から煮立てて上澄みだけを飲みます。

イタリア「エスプレッソ・ロマーノ」レモンスライスを入れたエスプレッソ。カップのふちにレモンをこすり付けて飲みます。レモンの酸味がコーヒーの風味を高めます。

各国には私たちから見て、変わったコーヒーはたくさんありますが、実は日本でおなじみの缶コーヒーや、アイスコーヒーは他の国ではあまり見られないようです。それぞれのお国柄があって、面白いですね。

【4】ブラックコーヒーが苦手・・慣れる方法はある?

ブラックコーヒーは苦くて・・・苦くて・・・苦くて・・・苦手。という人もたくさん居るでしょうね。

どうしても苦手という人がブラックコーヒーを克服する方法は幾つかあると思います。

まず、薄めに入れたコーヒーから徐々に慣らしていく。とにかく飲み続けて慣らす。甘いものを一緒に食べて、いわゆる饅頭の後のお茶状態にしてから飲む・・・

一番大切なのは、本物を味わうことだと思います。ちゃんとした豆で、ちゃんと淹れた「美味しい」ブラックコーヒーを飲む。これに尽きるでしょうね。そうすればブラックが苦手な人も、そう遠くないうちにブラックコーヒーの魅力にはまるでしょう。






まとめ

ブラックコーヒーとは、ミルクを入れないコーヒーのことでありますが、日本においてはミルクと砂糖を入れないコーヒーのことです。ブラックで飲むことにより、コーヒー本来の味と風味を感じることが出来ます。

砂糖とミルクを入れないことにより、より一層ダイエット効果が期待でき、血糖値の抑制効果もあり、Ⅱ型糖尿病のリスクが減ります。そしてアンチエイジング効果がより一層期待できます。

美味しいブラックコーヒーを飲むためには、新鮮な豆を使い、軟水で淹れるのがいいでしょう。温度管理も徹底しましょう。酸味のある浅煎りコーヒーにはアップルパイなどのサッパリ系のスイーツ、コクのある深煎りのブラックコーヒーにはチョコレートなどのコッテリ系のスイーツが良く合うでしょう。

ブラックコーヒーを楽しむには飲みすぎに注意し、一日に3~4杯程度飲むようにしましょう。ブラックコーヒーが苦手な人は、本当に美味しいコーヒーを体験することが、ブラックコーヒーに慣れる一番の近道です。

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