【4大効果】毎日の食後のコーヒーでカラダに良い習慣を

コーヒーは食事との相性も抜群です。特に洋食やイタリアン、甘いスイーツのあとのコーヒーは至福の一杯です。この当たり前のように飲んでいる食後のコーヒーですが、おいしいだけではない効果や注意点についてご存知でしょうか。






1)そもそも食後のコーヒーって?

レストラン等で食事をすると、必ずと言っていいほど「食後のコーヒー」というイメージがあります。飲み物は他にも沢山あるのに、なぜコーヒーなのでしょうか。

【1】食後の一杯のコーヒーって

エスプレッソの本場、イタリアでは「デミタス」というコーヒーカップで濃いエスプレッソを飲んで食事を締めくくるというのが一般的です。

油分の多いイタリア料理の後に、濃い目のコーヒーは口の中の油分をさっぱりさせる効果があるとされ、好んで飲まれているようです。

【2】食後に飲むコーヒーの時間帯は?

コーヒーには「鉄分の吸収を妨げる作用をもつ成分」が含まれているために、一時的に貧血のような症状が現れる場合があります。そのため食後にコーヒーを飲む際は、食後30分ほど経過してから飲むように心がけると良いでしょう。

【3】食後のコーヒーと睡眠との関係は?

(1)コーヒーは睡眠を妨げるもの、と一般的には言われていますが、もちろん個人差はあります。普段から飲み慣れている人は、耐性がついていて、それほど睡眠に影響がないとも言われています。

(2)コーヒーを飲んだ後は目が冴えることがあります。これはコーヒーに含まれるカフェインが、交感神経を刺激するためです。飲んでから約15~30分で血糖値が増加します。そうすることでアドレナリンが増加、血糖値、血圧、脈拍を上昇させるのです。

(3)デトロイトのウェイン州立大学・ヘンリーフォード病院が行った研究結果では、就寝6時間前のカフェイン摂取でも睡眠が1時間程度短くなるという結果が明らかになっています。カフェインの摂取は夕方よりもずっと早い時間から注意する必要があります。

(4)コーヒーの効果を利用して、夜の眠りに役立てる方法があります。カフェインは交感神経を刺激して興奮作用をもたらしますが、この後には副交感神経のはたらきも出てきます。

運動や入浴などの行動も同じように、寝る直前に行うと睡眠の妨げになりますが、昼間のうちにコーヒーを飲むと、眠る時間帯にストレスホルモンが睡眠物質に変わるので、かえって睡眠を補佐するとも考えられます。

(5)コーヒーの覚醒作用を昼寝に利用する方法もあります。コーヒーは吸収時間を考えると15~30分で効いてくるので、コーヒーを飲んでから眠りに入ればちょうどその頃に自然と覚醒することができます。

短い時間眠りたいというときには、コーヒーが睡眠の調節に役立ちます。

カフェでコーヒーを飲む外国人男性

2)食後のコーヒーの飲み方と効果とは?

コーヒーには様々な飲み方があります。それぞれの飲み方によっても効果が違います。

【1】ブラックで飲む

食後に飲むコーヒーで注意したいのが、「鉄分やビタミンの吸収を阻害する働きがある」ことです。ただこの成分は熱が加わるほどにコーヒーの中から消失していきます。

そのため、高温で煎られた「深煎り」のコーヒーには、浅煎りや中煎りと比べてこれらの成分の量が少ないのです。食後は深煎りのブラックコーヒーがおすすめです。

【2】ミルクや砂糖を入れて飲む

ミルクや砂糖を入れて飲むコーヒーもとてもおいしいです。ただ、あまり多くの砂糖を入れすぎると、コーヒーの作用によって血糖値が急上昇した後に急に下降するので、低血糖の状態になるので注意が必要です。

【3】おやつと一緒に飲む

コーヒーをおやつと一緒に楽しむ際には、洋菓子がおすすめです。コーヒーには「脂肪の分解を促進する」働きがあり、摂取した油分を流しやすくします。

洋菓子と一緒に飲むなら、ブラックコーヒーがおすすめです。砂糖によるむくみの解消も期待できます。

【4】アイスとホットの違い

アイスコーヒーの特徴は、深い焙煎のものが多く、温度が下がることでホットコーヒーでは感じなかった酸味が出てきて、苦みが弱まる傾向があります。

爽やかな酸味を感じたい時は、あえてハイローストのものをアイス用に入れて楽しむのも良いでしょう。ホットコーヒーの場合は、反対に浅い焙煎のものが一般的で、焙煎度合いに従って、苦みをしっかりと感じることができます。

それぞれの長所を考慮して、好きな味のものを飲みましょう。

【5】シナモンを入れて

脂肪燃焼と体を温める効果を期待できるのは、「シナモン入りコーヒー」です。生薬として利用されるシナモンには、体を温めてくれる働きがあります。

体を冷やしたくない時や、普段のコーヒーの味を変えたい時は、いつものコーヒーにシナモンを足してみてください。

3)食後のコーヒーを飲む効果3選

コーヒーを「食後に」飲むことには、良い点と悪い点があります。

【1】良い事1:肝機能改善

コーヒーに含まれる成分は、肝臓や腎臓の働きを活発にし、アルコールの分解や排出を促進します。お酒を日常的に飲む人や、飲みすぎてしまった時にはコーヒーがぴったりです。

研究結果では、同じ飲酒量の場合「コーヒーを飲んでいる人のほうが肝硬変になりにくい」というデータもあります。

【2】良い事2:脂肪燃焼

コーヒーに含まれる成分には、脂肪を燃焼させる効果が期待できます。特に、運動前にコーヒーを取り入れることで、その後の運動による脂肪燃焼を助けるので、ダイエットに取り入れると効果的だとされています。

一日のカフェイン摂取量に注意して、上手に取り入れましょう。

【3】良い事3:虫歯・口臭予防

コーヒーは口臭の原因、と考えられがちですが、実は口臭の「予防」が期待できます。口がサッパリしたと感じられるだけでなく、実験によって、口の中の匂いのもととなる物質の発生を抑える働きがあることが分かっています。

口臭予防として取り入れる際は、ミルクなどを入れずにブラックで飲むと効果的です。

テーブルの上のコーヒー

4)注意も必要?3つの気をつけるべきこと

【1】注意点1:貧血ぎみになる

コーヒーに含まれる「タンニン」という物質は、緑茶や紅茶にも含まれているポリフェノールの一種ですが、食事で摂った鉄分の吸収を妨げる作用があります。また、コーヒーに含まれるクロロゲン酸という物質も、鉄分と結合して吸収を阻害する作用があります。

これらによって、食事直後や食事中にコーヒーを飲むと鉄分不足状態となり貧血のような症状が一時的に出る場合があります。貧血に気をつけてコーヒーを飲みたいという方は、「深煎り」がおすすめです。

貧血を引き起こす原因とされるカフェインとクロロゲン酸は、煎れば煎るほどに減少するため、高温で煎った「深煎り」コーヒーを選ぶと、貧血への影響が少ないとされています。

【2】注意点2:ビタミン不足

コーヒーに含まれるクロロゲン酸類が鉄イオンやビタミンB1(チアミン)と結合することで、鉄イオンやビタミンB1の吸収を妨げる作用があります。

ただし、普段からこれらの物質が低下気味でない状態の人であれば、問題のない程度の作用であると考えられています。

また、ビタミンDの吸収も阻害されます。ビタミンDが不足すると、骨軟化症や骨粗しょう症などの原因となります。

普段から鉄分やビタミンが不足しがちな場合は、これらの栄養素を摂る量を増やすか、食事と同時にコーヒーを飲むことは避けるなどの対策をとると良いでしょう。

【3】注意点3:動悸がする

動悸とは、自分の心臓の拍動を強く感じる症状のことです。動悸の原因は様々ありますが、コーヒーを飲むことで起こる場合もあります。

カフェインは適量であれば問題ありませんが、一度に大量に摂取した場合などは、動悸や不整脈、心拍数の増加などの急性の副作用におそわれる危険性があります。

また、空腹時にカフェインを摂取すると動悸が起きやすいと言われています。朝はコーヒーだけで済ませるという人も多いかもしれませんが、何かを食べながら、もしくは食後に摂るようにしたほうが良いでしょう。

5)食後のコーヒーを飲む時間帯は何時ごろが良いですか?

食後にコーヒーを飲む時は、食べてからどれくらい経ってから飲むのが良いのでしょうか。

【1】直飲む場合

食事の直後に飲むのは、「鉄分やビタミンの吸収を阻害される」ことがありますが、比較的それらの成分を含まない「深煎り」コーヒーならばおすすめです。

食事の直後に飲むコーヒーは上昇する血糖値を抑える働きと、血圧低下を抑える働きが期待できます。

【2】30分おいて飲む場合

深煎り以外のコーヒーは、食後30分おいて飲むのが良いでしょう。理由は先にも述べたように、体に取り入れた栄養素の吸収を阻害されないためです。30分の間に十分に体内に栄養素が吸収されてから飲みましょう。

【3】食事の後に、軽く仮眠をとりたい場合

昼寝などの短時間の睡眠をとる前にコーヒーを飲むことはおすすめです。カフェインの効果が発揮されるまでに15~30分かかることを利用して、コーヒーを飲んで仮眠をとり、15~30分後に自然に目覚めることができるのです。

【4】夜間

就寝前のコーヒー摂取は基本的には控えたほうが良いでしょう。昼寝と違い、長時間睡眠をとる場合は、カフェインの覚醒作用によりは睡眠の妨げになるとされています。

カフェインは6時間体の中に残り続けるという研究結果もあります。耐性や体質による個人差はありますが、就寝の直前には飲まないほうが良いでしょう。

モーニングコーヒーを飲む女性

6)食後のコーヒーは健康に良い事ベスト4って?

食事をした後に飲む一杯のコーヒーはとてもおいしく感じます。では、食後に飲むことによる健康面での良い事ベスト4を見てみましょう。

【1】ベスト1:糖尿病の予防

コーヒーに含まれる成分には、血糖値を上げた後で下降させる作用があります。これにより、血糖値の上昇を抑えることができるので、食後のコーヒー摂取は糖尿病を予防することが期待されます。

ただし、コーヒーの中に多量の砂糖を入れてしまうと、血糖値が急上昇ののちに急降下をして、低血糖の症状が出る可能性があるので、砂糖の量は適量にするように注意が必要です。

【2】ベスト2:血圧安定

食後に眠くなることがあります。これは食後に血圧が低下することで起こる症状です。特に血圧低下の激しい人の場合だと、立ち眩みを起こしたり体のだるさを感じることがあります。

高齢者で高血圧の人はこの症状が起きやすい傾向があります。そこでカフェインが含まれたコーヒーなどの飲み物を食後に摂取することで、カフェインの作用で血圧を上昇させ、血圧を安定させることができます。食後のコーヒーは低血圧を防ぐことができます。

【3】ベスト3:利尿作用がある

コーヒーに含まれるカフェインには利尿作用もあります。水分の摂りすぎが原因の一つとなる肥満の解消にも、余分な水分の排出ができるコーヒーは注目されています。二日酔いで、早く体外にアルコールを出したいという時にも、尿の出の良くなるコーヒーはぴったりです。

【4】ベスト4:リラックス効果

コーヒーが発するいい香りは、精神の緊張をほぐし気持ちを安定させてくれます。コーヒーの香りを嗅ぐと脳内で「α波」が出て、自然とゆったりした気持ちになります。さらに、コーヒーを飲むと集中力がアップするので、冷静な気持ちで物事に取り組みたいときにはぴったりです。

7)食後のコーヒー眠れない?夜・就寝時に飲む場合のアイディアって?

食後のコーヒーは、時間帯によっては睡眠の妨げになります。就寝前に飲みたい時は、どうすればよいのでしょうか。

【1】夜遅い時間帯にコーヒーを飲むと、カフェインの覚醒効果が働き眠れなくなってしまう場合があります。その際はカフェインを抜いた「デカフェ」を選ぶと良いです。

【2】コーヒーの効果を利用して、夜の眠りに役立てる方法があります。カフェインは交感神経を刺激して興奮作用をもたらしますが、この後には副交感神経のはたらきも出てきます。

運動や入浴などの行動も同じように、寝る直前に行うと睡眠の妨げになりますが、睡眠の2時間程度前にコーヒーを飲むと、ちょうど眠る時間帯にストレスホルモンが睡眠物質に変わるので、眠れなくなるのではなくかえって睡眠を補佐するとも考えられます。






まとめ

【1】食後に飲むコーヒーには適したものとそうでないものがある。

【2】食後のいつ飲むかによって、体への影響が変わる。

【3】コーヒーは睡眠の妨げにもなるが、よい使い方もある。

【4】コーヒーの作用を利用すれば、体の機能を助けたり病気の予防ができる。

【5】就寝前にコーヒーを飲みたい時には、カフェイン除去をしたコーヒーならば飲んでも良い。

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