コーヒー酔い解決!酔う場合の3大ケースとその対処方法

コーヒーの香りや味は大好きなのに、なぜか飲むとめまいや吐き気がしてしまうという人がいます。もしかしたらそれは「コーヒー酔い」かもしれません。仕事をしていると人から勧められることも多いコーヒー。飲めなくて気まずい思いをしたことがある方も多いのではないでしょうか。コーヒーを飲むと酔う、その原因と対処法についてご紹介していきます。






1)そもそもコーヒー酔いって何?

コーヒーを飲むと気分が悪くなってしまうという人がいます。

この「酔う」というのは、アルコールを飲んだときのように気分が高揚するのとは違い、どちらかというと乗り物酔いに近い症状が当てはまります。

【1】コーヒー酔いってどんな感じがするの?

動悸、めまい、吐き気のほか、腹痛、頭痛などの症状が起きることがあります。

【2】どうしてコーヒー酔いが起きるの?そのメカニズムとは?

なぜコーヒーによって酔いが引き起こされるでしょうか。その原因には、主に3つの可能性が考えられます。

(1)カフェインによる興奮作用

仕事や勉強を頑張りたいときに、眠気覚ましのためにカフェインを摂ることってありますよね。これは、カフェインによって交感神経を刺激することによって興奮状態になり、頭が覚醒作用によります。

カフェインを摂りすぎると自律神経のバランスが崩れ、動悸やめまい、吐き気といった症状を引き起こすことがあります。

(2)カフェインによる胃酸分泌作用

カフェインには、胃酸の分泌を促進し、消化を助ける作用があります。

そのため、空腹時にカフェインを摂取してしまうと、胃酸の分泌が過剰になって胃荒れを引き起こし、吐き気や腹痛などの症状に繋がる恐れがあります。

(3)コーヒー豆の鮮度が悪い

他のカフェイン飲料では問題がないのに、コーヒーを飲んだときだけ体調が悪くなるという場合は、使用されているコーヒー豆が酸化している可能性が考えられます。

コーヒーは焙煎された後からどんどん酸化が進行していきます。信頼できる喫茶店で、焙煎されたてのコーヒーを試してみましょう。

【3】どんな方がコーヒー酔いしやすい?

夜更かしなどにより体調が良くないときや、空腹状態のときはカフェインが過剰に作用し、コーヒー酔いを起こす可能性が高いと考えられます。

カフェインは覚醒作用により、仕事効率を高めてくれますが無理は禁物です。頼るのはほどほどにしましょう。

コーヒーだけでなく、紅茶、日本茶など、とにかくカフェインが入っているものをとると体調を崩すことが多いという方は、そもそもカフェインが体質に合わないのかもしれません。

この場合、遺伝的にカフェインを分解する体内の酵素が少ない可能性があります。または、カフェインアレルギーであることも考えられるので、疑わしい場合は一度、病院で検査してみましょう。

パソコンを使用中にコーヒーを飲む

2)コーヒーを飲むと動悸がするって本当なの?

そもそも動悸とは、平静時に比べて心臓の鼓動を強く感じるときをいいます。運動後のように、拍動が強く、速く感じるような状態です。

コーヒーによって動悸が起きる場合は、カフェインが原因です。カフェインの交感神経刺激作用により、興奮状態になることが動悸の原因と考えられます。

3)コーヒー酔いが起きた時の対処法3選

では、コーヒー酔いが起きてしまったときはどうすればよいのでしょうか。以下に、すぐにできる対処法を3つご紹介します。

【1】対処法1:白湯を飲む

まずは、体内のコーヒーをできるだけ早く排出することが肝心です。なるべく多めに水分を取りましょう。

白湯なら、代謝を高めつつ、体内のコーヒーを薄めてくれます。

白湯とは、一度沸騰したお湯を50~60度前後まで冷ましたものです。身体を温めて内臓の機能を高める効果があるとされています。

【2】対処法2:食事を控える

カフェインの作用により胃酸が過剰に分泌され、胃が荒れている可能性があります。しばらく食事は控えて安静にし、胃を休めましょう。

【3】対処法3:深呼吸をする

交感神経が刺激されて興奮状態にあるので、自律神経のバランスを取り戻すため、深呼吸や、軽いストレッチをすることで副交感神経の働きを高めてリラックスしましょう。

高級コーヒー

4)カフェインがもたらすメリットとデメリットとは?

ここまで見るとカフェインにはあまり良い印象を持たないかもしれませんが、カフェインは医療的に用いられることもあり、大きなメリットがあります。

デメリットを知りつつ、上手に付き合いましょう。

【1】メリットは?

(2)覚醒作用

カフェインには眠気覚ましの効果があります。ランチ後などに、眠気で頭がぼんやりしてしまうとき、コーヒーや紅茶でカフェインを摂ることで頭をスッキリさせることができます。

(3)鎮痛作用

実は、頭痛薬や風邪薬などには痛み止め成分としてカフェインが使われているものがあります。

これは、カフェインの血管収縮作用により、血管が拡張した偏頭痛などの症状を抑えてくれることによります。

【2】デメリットは?

(1)不眠を招く恐れがある

カフェインの覚醒作用は入眠を妨げます。カフェインの持続時間は約3~5時間と言われているため、夕方以降はカフェインの摂取を控えるようにしましょう。

どうしても夕方以降にコーヒーを飲みたいときは、カフェインレスに変えましょう。

(2)依存性がある

カフェインには中毒に陥ると、カフェインが切れたときに頭痛がしたり、イライラしたりする症状が起こる可能性があります。

慢性中毒に陥ると、カフェインを控えても約2週間は禁断症状が出ると言われているので、日頃から飲んでいる方は注意しましょう。

お酒のたくさんの種類

5)コーヒーとお酒の相性って?

コーヒーとお酒は、同時に飲むのはあまり良くないとされていますが、二日酔いを覚ますには効果的です。

また、コーヒーに含まれる成分には、アルコールによってもたらされる様々な病気のリスクを下げるといういメリットもあるんです。

【1】コーヒーとお酒の飲み合わせは避けるべき?

コーヒーとお酒を一緒に飲むことは、なるべく避けた方がいいと言われています。アルコール酔いは、これ以上のアルコール摂取を控えるべきという身体からの信号です。

ですが、コーヒーを一緒に飲んでしまうと、カフェインの覚醒作用により頭が冴え、まだ飲めると身体が勘違いを起こし、急性アルコール中毒を引き起こす可能性があるのです。

【2】お酒の種類によっても相性が異なる?

コーヒーとお酒の飲み合わせのリスクは、アルコール成分に起因するものなので、種類を問わず、なるべく飲み合わせは避けた方が良いです。

カルーアミルクのように、味の相性の良さから、すでに混ぜ合わせられているものもありますが、飲みすぎには注意しましょう。

【3】お酒のデメリットをコーヒーが補うって本当なの?その理由とは?

コーヒーは、アルコールの二日酔いを覚ますにはとっても効果的です。また、日頃か飲んでおくことにより、お酒によってもたらされる様々な健康リスクを補うことができます。

(2)二日酔いの頭痛に効果的(血管収縮作用)

二日酔いで頭が痛くなるのは、体内のアルコールを分解しようとして肝臓から分泌される有害物質、アセトアルデヒドが原因。

脳では、このアセトアルデヒドを体内から取り除こうとして血管が膨張するため、頭痛が引き起こされます。

カフェインには血管収縮作用があるため、コーヒーを飲むことで膨張した血管を収縮し、頭痛を和らげる効果があります。

(2)脳梗塞を予防する

過度なアルコール摂取は、脳卒中のリスクを高めると言われていますが、コーヒーには脳梗塞を予防する効果があることが、国立がん研究センターにより発表されています。

これはカフェインレスコーヒーであっても同様の効果を得られるようです。

(3)痛風を予防する

痛風の原因になるプリン体といえばビールを思い浮かべがちですが、アルコール類には全てに痛風にかかるリスクが含まれています。

コーヒーには尿酸値を下げる働きがあるため、痛風を予防する効果があります。

(4)肝機能を高める

お酒を飲む日には間隔を設けて「休肝日」を作るべきと言われるように、アルコールが肝臓に負荷をかけてしまうのは広く知られていること。

コーヒーには、肝臓の働きを助ける効果があるので、お酒をよく飲む方は、肝機能の衰え防止に、日頃からコーヒーを飲んでおくことをお勧めします。

コーヒーカップとコーヒー

6)おすすめのコーヒー酔いをしないカフェインレスコーヒー3選

カフェインレスであっても、鮮度の悪い豆が使われていればコーヒー酔いを引き起こしてしまうことも。

焙煎されたものをフレッシュなうちに販売しているカフェインレスコーヒーを3つご紹介します。

【1】おすすめ1:辻本珈琲

焙煎されたてのドリップコーヒーを、工場直送で届けてくれます。また、使い切りの個包装になっているので、届いた後も酸化しにくいのも嬉しいポイントです。

【2】おすすめ2:innocent coffee

カフェインレスコーヒーを専門としたinnocent coffeeは、「最高品質なものを、最もフレッシュな状態でお届けする」をポリシーにしています。

焙煎した日を明確にして届けてくれるので安心感があります。

【3】おすすめ3:コトハコーヒー

本物の味わいに近いカフェインレスコーヒーとして定評のあるコトハコーヒー。ブラジル公認珈琲鑑定士により、豆の選別から、保管、焙煎、包装に至るまで徹底した管理を行なっています。

7)日本人と外国人はコーヒーで酔う人の割合が違う?

欧米人に比べて、日本人はカフェインに強いという説があります。この理由は、カフェインとの歴史の長さにあると言われています。

【1】欧米人がコーヒー酔いする人が多いのは本当?

欧米でコーヒーが好まれるようになったのは17世紀ごろ。カフェイン文化が浸透してからの歴史がまだ短いため、欧米人は遺伝子的にカフェイン耐性が十分できていないと言われます。

【2】日本人は欧米に比べてコーヒー酔いしにくい?

日本にコーヒーが伝わったのは18世紀初頭であるため、コーヒーとの歴史は欧米よりもずっと浅いです。

ですが、日本で古くから親しまれてきた日本茶もカフェイン飲料。日本とお茶の歴史は平安初期からとも言われています。

このため、日本人とカフェインの付き合いは非常に長く、比較的耐性があるようです。

カフェでコーヒーを飲む女性

8)コーヒー酔いに関するQ&Aコーナー

【1】お酒が弱い人ほどコーヒー酔いしやすいの?

コーヒーを分解する酵素と、お酒を分解する酵素は異なるため、関連は無いと考えられます。お酒に強い人でも、コーヒー酔いする可能性はあります。

【2】コーヒー以外にも動悸を起こす飲みものってあるの?

コーヒーによってもたらされる動悸は、カフェインが原因です。そのため、カフェインが含まれる紅茶や緑茶、コーラなどは同様に動悸を引き起こす可能性があります。

また、日本では馴染みの深い玉露には、100mℓに対してカフェインが160mg含まれています。ドリップコーヒーは100mℓに対して60mgに比べてもかなり多い量なので、弱い方は気をつけるようにしましょう。

【3】カフェイン不耐症って何?

カフェイン不耐症の人は、カフェインを摂取することで腹痛、吐き気、頭痛のほか、不安感や焦燥感にかられるといった症状が起こります。

カフェイン中毒は、カフェインの摂取量が多くなることで引き起こされるのに対し、カフェイン不耐症は、体内にカフェインを分解する酵素が少ないため、体質的に弱い状態を言います。

【4】ホットコーヒーとアイスコーヒーでコーヒー酔いの起きやすさは変わるの?

カフェインの含有量は温度では変化しないため、基本的には、ホットでもアイスでも酔いやすさは変わりません。ただ、豆の焙煎度は深いほどカフェイン量は少なくなります。

一般的にアイスコーヒーの方が焙煎が深いものを使用する傾向があるので、この点では、アイスコーヒーの方が酔いやすさは少ない傾向にあると言えます。






まとめ

【1】コーヒー酔いは、カフェインへの体質的な弱さから引き起こされる場合と、普段は平気でも、空腹時の摂取や、珈琲豆の鮮度の悪さを原因として、突発的に起こるものがある。

【2】カフェインは、摂りすぎと、摂るタイミングに注意。

【3】コーヒーは焙煎されたての新鮮なものを飲むようにする。

【4】コーヒー酔いが発生したときには、できるだけ早く体外に排出することと、安静にしていること、リラックスして副交感神経を高めることが大切。

【5】コーヒーは、上手に飲めばお酒によってもたらされる健康リスクを補ってくれる。

 

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